駅長・助役メモリアル

ナイアガラ創業者 駅長メモリアル

祐天寺名物 カレーステーションナイアガラ創業者の駅長

祐天寺名物 カレーステーションナイアガラ創業者の駅長

私の鉄道とカレーを結ぶきっかけは少年時代の疎開経験です。私が物心ついた頃には日本は戦争への道を突き進み、食料も配給となりましたが、乏しい中でも母はカレーライスを作ってくれました。

空襲が激しくなり、母を東京に残し、姉とともに富山県へ縁故疎開をしました。

東京で生まれ育った私はなかなか友達になじめず、学校が終わると毎日のように駅へ出かけ、列車を眺めては「家に帰って大好きな母のカレーが食べたい」と思っていました。

そんな自分を見て駅員さんはいつもやさしく話し相手をしてくれました。

その想いが忘れられず、レストラン勤務の傍ら鉄道工場や国鉄即売会に出かけては鉄道グッズを集め、鉄道ムードを味わえるカレーの店を開店しました。

鉄道は誰でも利用する身近なものですが、そのレールは私たちを日常の忙しさから解放し美しい自然、懐かしい故郷を結んでいます。鉄道は郷愁を掻き立てる「ロマン」を持っているのです。

祐天寺の名物カレーステーション ナイアガラ創業者の駅長
祐天寺の名物カレーステーション ナイアガラ創業者の駅長

駅長メモリアル写真

ようこそ!「ナイアガラ駅」へ! ご乗車ありがとうございます。

ようこそ!「ナイアガラ駅」へ! ご乗車ありがとうございます。

カレーを食べるお客様と笑顔の駅長

カレーを作る駅長

マイクで挨拶をする駅長

お客様に注文を取る駅長

ナイアガラの前で記念写真

花束を掲げながら右手を挙げて挨拶する駅長

駅長は皆様を愛し、ナイアガラを愛し、そして皆様に愛され、2017年4月23日(午前0時発)銀河鉄道999に乗ってアンドロメダ銀河へと旅立ちました。

今はアンドロメダ銀河の駅長として、笑顔と優しい眼差しで我々を見守ってくれていることでしょう。

助役メモリアル写真

ナイアガラ店主で助役の内藤章喜は、かねてより病気療養中のところ、2024年8月20日に銀河鉄道999に乗ってアンドロメダ銀河へと旅立ちました。今頃、父である駅長と豪快に笑って、皆さまとナイアガラを見守ってくれていると思います。

皆様には、これまでのご愛顧に心より感謝申し上げます。

駅長から引き継いで助役が心を込めて作ってまいりましたカレーを皆様方にご愛顧頂きました事を、助役はいつも大変喜んでおりました。

心から感謝申し上げます。

スーツ姿のかっこいいナイアガラの助役

構内で屈託のない顔のナイアガラの助役

今後も駅長と助役の志しを引き継いだ我々が、今までと変わらぬカレーステーション ナイアガラを祐天寺の誇りとして、全国のナイアガラファンの方々に沢山来てもらえるように運行頑張ります。

駅長、助役、心からありがとうございました。駅長と助役は、ずっとずっとナイアガラとともに心の中でも健在です。

引き続き通常通りの営業を続けさせて頂きますので、これまで通りのご愛顧を頂けましたら幸いです。今後とも、よろしくお願い申し上げます

(出発進行・・・普段から駅務をこなす駅長の口ぐせです。)

出発進行!

2008年当時のナイアガラ
2008年当時

2013年当時のナイアガラ
2013年当時

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